私のHITキャラクトロジー心理学
2017.05.16(火)
前回、がまちゃんがHITキャラクトロジー心理学協会の『心の科学ーあなたのトリセツ あの人のトリセツ』
の感想を書いたので、今回は私にとってのHITキャラクトロジー心理学についてお話しします。
HITキャラクトロジー心理学は胎内~6歳までに身につけしまった防衛反応を5種類のパターンに分け
その防衛反応から抜け出して本来の自分を生きていきましょうというものだと私は理解しています。
5種類のパターンは下記になりますが、とても多岐にわたる説明になっていますので、私なりの理解での
簡単な説明として書いてみます。
① 胎内~生後6ヶ月 スキゾイド(安心・安全を感じられなくて不安が強い)
② 0歳~1歳半頃 オーラル (自分が欲しいと思った程のものが得られず、満たされて
いない感じが強い)
③ 自立期 2歳頃 マゾキスト(過保護・過干渉で育ち、自分より他の人を優先)
④ 幼児期 サイコパス(条件付きで愛された子 勝つこと・支配的傾向が強い)
⑤ 生殖器期 思春期再発 リジット (厳しく躾けられた子 完璧を目指す)
程度の差はあっても殆どの人が全てのタイプに思い当たることがあると思いますが、大きくなってもずっと
パターンとして残っている防衛反応に気づき・癒し→本来の自分を生きていきましょうというものです。
私は胎内記憶(誕生直後に15歳の叔父が1年間の闘病後死んだのですが、胎内から家族みんなが悲しむのを
見たり聞いたりしていた)を何故かずっと引きずっていましたので、トラウマとしては①スキゾイドになり
ますがタイプとしては③マゾキスト⑤リジットになってしまうのです。
ところが、最近①スキゾイドや②オーラルが発動することが起きたのです。
これまでやった事のない新しいことにチャレンジした途端、オーラルの特徴のひとつ「今の私では駄目だ。
あれもこれも足りない、足りない」と次々に自信の無さを補おうと学んでいたところ、学びの一つでも
ある「体」が全身緊張状態になっているのを先生に指摘されるまで気づかなかったのです。
ストレスで緊張状態になるのには気づいても、したいことをしていても同じ状態になることに「良くも
悪しくも緊張する」自分を感じてみようと2週間ひたすら試してみました。
すると何度も出て来るお馴染みの胎内での感覚でしたが、場面としての記憶・その時の感情でもなく、
体の感覚のみ(全身がブルブル緊張)が出てきたのです。
只、只、怖くて緊張していたのです。そこでもう少しその緊張に留まって感じ続けていると、ある日、
ふと感覚が変化したのです。
みんなが悲しみにくれて、一人取り残され忘れられているという思い込みが、みんなが泣いている状況
は同じでも私は怯えたりしなくても良いし、この場に居て良いんだという安心感が体中に広がって行っ
たのです。
HITキャラクトロジー心理学のSASはひとりでもトラウマに気づき→癒し→本当の望み→本来の自分へと
導き出せる素晴らしいスキルですが、今回の私には何も言わなくても、してくれなくても、ずっと私を
信じて見守ってくれたがまちゃんの存在は大きかったと思います。
更に「全身緊張」を指摘して頂いた先生と後日会話する中で「胎児の時だけでなく、ずっと外との違和感
を感じ普通になれない自分に怯えていた部分」に温かさや優しさがす~っと染み込んできて、涙が溢れて
止まりませんでした。まだこんなに怯えていたことにビックリすると同時に、人の温かさに緊張しやすい
私の体も少しずつ緩んでトラウマも溶けていきそうです。
未だにこんな部分のある私ですが、「スペース・わ」はがまちゃんと二人で支え合い・補い合って
あなたが「自分を生きる」を応援していきたいと思っています。