外れたら戻る心地良さ(マインドフルネス体験)
2017.03.30(木)
3月11日の「日本マインドフルネス学会」にがまちゃんと一緒に出席しました。
今回の私の新しい気づきをシェアしたいと思います。
これまでも「マインドフルネス」は沢山経験してきましたが、特にセラピーにおいては
頭の中がいっぱいで落ち着いて自分の中が整理できない状態の時に、ゆっくりと呼吸に
注意を向けるだけでもからだが緩み、からだの感覚や思考や感情や忘れていたような記憶等
色々な気づきが出て来ることがあるのです。そして何かが出てきても、何も出てこなくても
そのまま気に留めず流れるままにしておくという事をしていました。
その後、お話しをお聴きすると、最初の悩みとは全く違う話しになったりすることもあり
「本当にその時必要なことが起こってくる」と、いつも感じていました。
「あるがままで良い」「自然にまかせておけば良い」と考えて来ていたのです。
今回のマインドフルネス体験では、「呼吸に注意を向け、ふと違うところに外れたと気づいたら
元に戻す」という私としては新しい意図を持って行ってみました。。
いつもは何か出て来ても、それはそれで気にせずに只、眺めているのですが、
今回は「呼吸から外れる→思考に気づく→呼吸に戻す」「外れる→気づく→戻す」を繰り返していた
ところ、気づいて戻るのがとても新鮮で心地良かったのです。
マインドフルネスも色んなやり方がありますし、外れるにも人によって色んなパターンがありますが
「いま、ここに、ただ静かに呼吸している私が居る」という所に戻るとても心地良い体験でした。