恐ろしいのは価値観の押しつけ?
2017.06.01(木)
世の中に怖いものは沢山?ありますが、一番恐ろしいのは「価値観」の押しつけではないでしょうか。
特に幼児期から少年・少女期のそれは色んな悪影響を与えてしまうと考えます。
まずは「親」の価値観。それは「多様な価値観」を否定する危険性を秘めているようです。
「こうすればあなたは幸せになれる」「私の言うことに従わないとダメな人になってしまう」とかを
親としては愛情、指導・教育のつもりで良く口にしますが、それが一面で恐ろしい影響を子供に与え
てしまうことを私は強く感じています。
そうすると子供は「親の言う通りに、親のご機嫌を損じないように、親から大切にされるように」
と考えてしまうのです。何といっても一番大切なのは両親だからです。
そしてそれは「なんだか変だ」「なにかおかしい」とする「自分の感情」を自分で抑えつけてし
まうという「行動」に結びついてしまうのです。
そして子供はいつも緊張状態におかれてしまいます。常に「文句を言われないように」自分を
守るために始終、神経を張り詰めて暮らすようになってしまいます。
「何言ってやがる」「勝手なことばかり」「知ったことか」と心の反旗を翻せば違う反応や行動
にも移れるのですが、なかなかそうは行かないことも多いようなのです。
そこで一旦「演技」を始めてしまうと少年少女期,青年期もその「習慣」を踏襲してしまう
のがその次の問題です。何しろ世の中にはもっと強力な「価値観」に満ちていますので。
現代社会はそんな強烈な「競争」と敗者になってしまう「不安」がいっぱいであります。
そしてその「無理」が体の不調になって出てきてしまうことがあるようなのです。絶えざる緊張感
が血流や呼吸を乱し,神経回路を乱し、皮膚や筋肉を硬くするなどの「体の症状」を引きおこします。
そうなると不安感、恐怖感だけではなく「体」の痛み、苦しみにも悩むことになるのです。
もちろん以上のことが全てではありません。人生にはいくつかの「分岐点」があって、ここにまで
至る人はかなり少数の人に絞られていることも事実です。
そんな困った状況に陥ってしまった人・そう「アナタ」のための場所が「スペース・わ」です。
ここでは「こうなったあなたの歴史・ヒストリー」を詳しくお聞きし、「現在の不調の状況」を
理解させていただき、そこからの「脱出」の道筋を捜しだし、そしてそれを「実現」するまで
あなたへのあなただけの「オーダーメイド」のアシストをさせていただきます。
ここでは一般論でしか言えませんが、皆さん方一人一人にそれぞれのふさわしい道があると思い
ますのでお話を進めながら一緒に考えさせていただきたいと考えています。
まずはこれまで封じ込めてきた思い、感情をすべて吐き出して「自由」になってみましょう。